今日はやっぱり予報通りに朝から雨です・・・☔
ここ沼津市内は小中学校の入学式でした。
新しい生活になるべく早くなれるように、
ご本人もそしてご両親もがんばってくださいね。
さて今日はこちらの静岡地酒をご紹介です。
地元静岡県袋井市國香酒造の國香純米吟醸傳一郎。
先日ご来店のお客様。。。
「こないだ飲み屋で飲んだお酒が凄く旨かったんだよね。
静岡の地酒って言われたけど、人の名前みたいだったけど・・・」
「こちらでは??」
「そう!これこれ!!」
傳一郎とは、静岡酵母の生みの親である元静岡県沼津工業技術センターの故河村伝兵衛先生から
静岡地酒の伝承者として認められ、國香酒造の松尾社長兼杜氏が受け継いだ名前です。
ちなみに、傳二郎は今は休蔵の満寿一酒造の故増井杜氏、
そして傳三郎は藤枝市青島酒造の青島社長兼杜氏なんです。
さてそのお酒は、山田錦を敢えて50~60%精米で醸した純米吟醸造り、
滓がらみの原酒ではなく、加水精製した生酒タイプ。
原酒に比べ、すっきりとした口当たりですが、
お米の旨みもしっかりと表現されています。
静岡地酒というと華やかというイメージを持つ方も多いですが、
國香は、華やかさではなく、呑みこんでいくと感じてくる奥深い味わい。
私に表現としては、「飽きずにずっと飲める日本酒」です。
河村先生の教えと傳一郎氏の美学を表現された酒質は、やっぱりすごいの一言です!
1.8L¥3,630‐/720㎖¥1,760‐ (税込)